Hiroshi Watanabe 1957年生まれ

 

中学生の頃フランク・シナトラにしびれ、ジャズ、ビッグバンドに興味を持ったことがきっかけで高校時代にレコードを聞きあさる。

特にサックスに魅了され、アート・ペッパーをはじめフィル・ウッズ、マーシャル・ロイヤル、ジョニー・ホッジス、などアルトサックスの音に没頭するようになる。

 

獨協大学時代に初めて楽器を手にし、リスナーからプレーヤーへと替わり、スインギン・キャッツ・ジャズ・オーケストラでバンマスを務める。当時東京ユニオンの柳沼寛氏、(故)堀恵二氏に師事。エキストラでフュージョン系やポップス系バンドに参加するうちに、デビッド・サンボーン、ジェラルド・アルブライト等を研究し影響を受ける、近年も伊東たけし氏に師事するなど研究心は旺盛。大学のビッグバンドの先輩でもある包国充氏の影響を受け師と仰いでいる。

キャノンボールの艶やかな音とハンク・クロフォードの歌心を目指す。 サックス・マガジン(リットー・ミュージック)のVol.1~3のライターとして「和ジャズの巨人」を担当し、峰厚介氏、五十嵐明要氏、渡辺貞夫氏のインタビューをはじめ、ベニー・ゴルソン氏、伊東たけし氏、柳澤管楽器社長の柳澤信成氏を取材し寄稿。また、カーブド・ソプラノや低価格サックスの特集記事では武嶋聡氏、寺地美穂さん、粥川なつ紀さんの試奏記事を担当。SKE48の古畑奈和さんと大山日出男氏のレッスン企画を担当した。引き続き6月10日創刊のサックス・ワールド誌からもライターとして寄稿する。

 

使用楽器

アルト・サックス 1977年製のセルマーマークⅦを新品から39年使い続け、彫刻部分には亡くなる直前に来日(1981.11)したアート・ペッパーの鉄筆による直筆サインが彫りこんである。

マウスピース:メイヤー 5MM。リガチャー:ハリソン。 リード:バンドーレンV16 2、リコ(Plasticover)2, ダダリオ・セレクト・ジャズ2SOFT

ソプラノ・サックス ヤナギサワ・プリマ(エリモナ)、シルバープレートのカーブド。

マウスピース:セルマー・スーパー・セッションH、ヤナギサワ 7G 。リガチャー:セルマー。:リコ(Plasticover)2

テナー・サックス Dorler & Jorka 1960 Stencil Name: SKYTONE

マウスピース:バンドーレンV16 smal 7: V16オプティマム  リード:V16 2、リコ(Plasticover)2